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リニューアル開店当日。結果はどうだったんでしょうか?
伊東 こんばんは〜。お疲れさまでしたね。
花子 あ、先生、いつもありがとうございます。
伊東 お疲れだったでしょう。
花子 それがそんなには、ですね。
あ、あなた。
伊東先生がおいでになったよ。
山田 ああ、先生、こんばんは。
いつもお世話になります。
伊東 お疲れさまでしたね。 お客さまの反応は、いかがでしたか?
山田 うーん...難しいところですね。 可もなく不可もなく、といったところでしょうか。
伊東 といいますと。
山田 見るだけ、という方が多くて。 朝はそうでもありませんでしたが、
午後からは、途切れなくお客さんが見えられて、
盛況だったんです。 ですが、売上は15万円くらいですからねえ。
悪くても20万円くらい売れているんじゃないか
って思ってましたから...
伊東 なるほど。
花子 先生、どうなんでしょう?
私は、よくこれだけ来てくださったね、って、 ものすごく喜んでいるんです。 義母さんも、お店に出てきてくださって、 知り合いのお客さんらの相手もしてくださって、 良かったね、って。 でも、主人は...
伊東 見るだけの方が多かったのが何故なのか、
ということですね。
山田 先生、そうなんですよ。
確かに、お客さんが多かったのは嬉しい限りです。 喜ばないといけないのはわかっています。
でも、何故、買わずに帰られる方が多いのか...
伊東 ひょっとして、
一見さんが多かったんじゃないですか?
山田 いわれてみると、そうですね。 多かったように思います。 だからですかね...
伊東 一見さんが多かったのであれば、
そうかもしれませんね。
買うにしても、
特価品を少し、というパターンですからね、最初は。 花子さん、主婦の立場からみて、いかがですか?
花子 そうですね、チラシを見て初めてのお店となると、 よほどいいものがあれば別ですが、
普通のものなら、たくさんは買わないと思います。
伊東 ですよね。
となると、今の商品はよほどのモノではないと。
山田 先生、そんなヒドイことを。
伊東 ああ、すいません。
そんな意味じゃないんです。
時期的なもの、価格的なもの、その他もろもろが
あって、何がなんでも欲しくはない、
ということだと思います。 なんせ、まだ暑いですからね。 仕方ない面もあると思いますよ。
山田 秋物にはまだ早いといえば早いですが。
伊東 まずは、無事にリニューアルが終わったこと。
これについて、
やればできる、という自信を持ってください。
山田 はい。
伊東 それから、
たくさんのお客さまがお見えになったこと。 DMやチラシの効果もあるでしょうが、 それも大きな財産ですよね。
山田 はい。
伊東 で、明日からは、少し客足も減るでしょうから、 余裕を持って、接客に力を注いでください。
山田 はい。
伊東 特に、DMを持参していただいた方には、 しっかりと、お礼を述べるように。 粗品も、まだありますよね。
山田 はい、あります。
伊東 で、一見さんについては、
お店を気に入っていただけるように、
つきまとわずに、自由に見てもらってください。
商品自体は、競合と比べても同等レベルなので
それで、嫌われることはないと思います。
嫌われるとしたら、
お二人の接客が一番の原因になるでしょうから、
少し若めのおばちゃんなら、
花子さんが応対されるのがいいでしょうね。
花子 わかりました。そうしてみます。
伊東 とにかく、ここまでは大成功ですからね。 自信を持ってやっていきましょう!
花子 先生、今日はやさしいですね。(笑)
伊東 何をいっているんですか。
僕はいつでもやさしいですよ。(笑) ねえ、山田さん。
山田 えっ?、そうですか?(笑) うまいこと操縦されているような気もしますが、
実際に、うまくいっているんですから、
それがいいんでしょうね。
伊東 そう、その笑顔。 それを忘れないようにしてくださいね。
山田 わかっています。スマイルですよね。
山田さんのリニューアル。爆発! とまではいかなかったものの、とりあえず及第点だったようです。
しかし、世の中は、いつもそうそううまくはいきません。
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